こじんまり、と。

ミニマリストを目指しつつ いただきもので繋がる こじんまり生活の記録

【いただきもの生活7】ねぎじゃない

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お隣さんからのいただいた白いビニール袋からチラリと緑の細い葉が見えていた。キャベツ、大根と取り出して、袋に残ったのは、ね、ねぎ、じゃない。

葉の感じは、確かにねぎだが、土にまみれた根っこのあたりがなんだか違う。ねぎと比べて、根元の部分ががっしりとして、一塊にくっついている。

 

ああ、わけぎだ。分葱と書くもので、玉ねぎの仲間だ。たぶん。(検索してみると、関東と関西では、わけぎの概念が違うらしい。)

そういえは、分葱は、球根が分かれて増えていくらしく、随分前に、お隣さんの家庭菜園の隅に、もさもさと生えているのを見たことがある。食べ頃なのを収穫してくれたのだろう。

 

私の地域では、わけぎというと「ぬた」という酢味噌で和えたものを作るのが一般的だが、酢味噌がなかったので、冷蔵庫にあった梅味噌で和えた。艶やかな葉は、歯ごたえがあって美味しかった。

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数年前、植えっぱなしの分葱がどんどん増えて困ると言いながら、お隣さんから株分けしてくれた。いただいた苗を、さっそく我が庭に植えたけれど、痩せてガチガチの土ではひょろひょろとしか育たず、未だ収穫ならずである。

いつかこんな生き生きとした分葱を収穫したいものだ。