こじんまり、と。

ミニマリストを目指しつつ いただきもので繋がる こじんまり生活の記録

【いただきもの生活72】おいちゃんの椿

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ピンポーン

と鳴って、インターホンの画面を見ると、そこには、ご近所の奥さんが映っていた。

回覧板かな、と思いつつ出ると、

「こんにちは、〇〇さん。あのちょっと、お願いがあって。」となんだか、もじもじしている。

 

そういえば、数週間前にも同じようなことがあった。ピンポーンと鳴ったが、私はちょうどトイレにいて、すぐには出れず、身繕いをして出てみたら、歩き去るご近所さん。ピンポンしてくれたのあの方かしらと思いつつ、声をかけられずにいた。

どうやらまた来てくれたようだ。

 

こんにちは、と出て行くと、

「あのね、おいちゃん(ご主人のこと)が、挿し木で増やした椿があるんだけど、〇〇さん、お花好きみたいだから、貰ってくれない?」という。

何でもいただく、欲張りな私は、ええ、いただけるものならと、奥さんの後について歩いた。

 

「これなんだけど。」と、指された花壇は、私が前を通るたびに、上手に育てておられるなあと感心していた場所だった。

いろんな大きさの鉢に、膝丈だったり、腰丈だったりの椿の木が植っていて、それぞれ蕾を付けて、花を咲かせている。

「これは、侘助。赤い花。こっちのは、白。どれでもいいから、欲しいだけもらって。」と奥さんは言う。

「これは、白に赤がすっと入るの。神様が赤くしたりしてるの。どれがどんなふうになるのかは、わからないのよ。」

 

優しく生きているんだろうなあ、この奥さん。なんて思いつつ、結局、勧められるままに、いろんな種類の椿の木をいただいてしまった。

 

奥さんは知っているのだろうか、私が植物枯らすマンであることを。

あの岡さんも、そしてたぶんおいちゃんも、椿が毎年咲くことを応援してくれていると思う。そう思うと、この木がある限り、私の家は幸せに包まれる気がした。

 

 

【いただきもの生活71】ゼリーきらきら

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庭に植えた晩白柚の木が、実をつけるようになって3年。木は150センチほどで、まだまだ小さな木だが、今年は、ハンドボールくらいの大きな実を5つもつけた。

しかし残念なことに、皮の色が悪く、とても美味しそうには見えない。食べてみようと思うが、実が大きいだけに、不味かったら食べ切る自信がなく、なかなか口にすることができなかった。

 

そこで不味かった場合に備え、どうにか美味しくなくても食べ切れる方法はないかと考えた。その結果、果肉をほぐして、ゼリーに入れてしまい、ゼリー液の甘みで誤魔化すことにした。

上の写真は、1個分の果肉をゼリー液で固めたものだ。


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ゼリー液には、これまた庭で採れた柚子の果汁も混ぜた。

器に盛ると、ほんのり色づいたゼリーと薄い黄色の果肉が爽やかな、キラキラゼリーができた。

 

恐る恐る食べてみると、実は、甘すぎず酸っぱすぎず、歯応えもよい。そしてゼリーが甘みと食べやすさを添えてる。

なによりキラキラがいい。

癒された。作った私に感謝。

【いただきもの生活70】いただきもの生活の充実

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毎年、年末になると、お隣さんからおせちのお裾分けをいただく。

 

昨年は、黒豆とくわいの煮物をいただいた。

お隣さんの黒豆は、甘すぎず、ほっこりした味で、実は、今年もいただけるかな?と密かに期待しているくらいだ。

 

とはいえ、お正月の間に食べる黒豆の量には、限界がある。というか、一回に食べる黒豆の量に、そもそも限界があるのだ。

私の場合は、5個である。

そんなわけで、いただいた黒豆を無駄にしないよう、早々にアレンジすることにした。

ホットケーキミックス、クリームチーズ、生クリームを、これまた優待でいただいたQUOカードやQUOカードPayを駆使して購入し、黒豆をふんだんに混ぜ込んだスコーンを焼いた。

ホットケーキミックスの力は絶大で、適当に作ったのに美味しくできた。

 

株主優待、家庭菜園、お隣さんや友人との交流を通じたいただきもの生活が、少しずつだが充実してきた。

 

それに合わせて、なんとかいただけないかな、という欲が湧いてきている。

本末転倒にならないようにしたい。

いただいたもので生活していきたいのであって、いただくための生活をしたいわけじゃない。

よくわからないことを書いたが、とにかく謙虚謙虚でいこうと思う。

 

【いただきもの生活69】味噌汁は毎日

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2022年ベネッセの株主優待は、

ベネッセのカタログの中から、ギフトカタログを選び、そのカタログの中から、お味噌を選びました。

 

お味噌は、ほかの優待でも(例えばヤマウラ)

いただくことができ、買わずに済むようになってきました!

お味噌汁に、いろんな野菜を入れて具沢山にしちゃえば、

健康的に、節約メニューになるので、お味噌はいただけると本当に助かります!

 

株主優待でカタログがもらえることが度々ありますが、このところは、調味料を選択することが多くなってきました。

 

年数が経てば、もっと計画的に優待の品を選んでいけるようになりそうです。

 

【いただきもの生活68】送料無料

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2022年ワッツの優待で、注文していたものが届いた。

 

ワッツの優待は、ワッツのオンラインショップで、2,000円分お買い物できるというもの。

初取得だったが、オンラインショップの品数も豊富で、選ぶのが楽しかったし、

なんと送料無料で、送ってもらえたので、

大満足です。

 

ワッツのほかにも、キャンドゥも保有しているので、年間40個の100均グッズが、株主優待でいただけることになる。

細々した生活用品は、買わずに、いただきもので賄える気がしている。

【いただきもの生活67】柑橘を収穫

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みかんとグレープフルーツを収穫した。

庭に植えたみかんの木は、となりのおっちゃんが、買ってきてくれたものだ。

お隣さんは、毎年、和歌山へみかんを買いに行っていたそうで、となりのおっちゃんは、すごく美味しいみかんがあるから、その苗を買ってきてあげると言って、買ってきてくれたのだ。

たくさん実がなるまで、数年かかり、今年はたくさん実をつけて、40個くらい収穫できた。

おっちゃんにも、みかん食べてもらいたかったなあ。

 

木を植えてから、買ってきたみかんの苗は、美味しいと思ってたみかんの苗ではなかったと、おっちゃんに聞かされたときは驚いたたけど、それでも結構美味しいよ。

 

【いただきもの生活66】おすそ分け

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日曜日の10時ごろ、お隣さんから電話があり、

「今日、いる?」と、

「ええ、今日はずっと家にいますよー」と答えると、

「赤飯炊くから、15時から庭に出てきてー。」と、お隣さんは言う。

 

お隣さんの作るお赤飯は、どのお赤飯より美味しい。作り方を聞くと、とても簡単そうに言う。真似て作るが、お隣さんのようには美味しくできない。何故だろうなあ。

 

私は、15時ごろ、株主優待でもらった、海苔をお裾分けしようと、紙袋に入れて庭に出た。

 

お隣さんは、お赤飯と一緒に、ポテトサラダも作ってくれていた。

私が、海苔の入った紙袋を渡すと、

「こういうものは、あると助かるわ。」といって受け取ってくれた。そして、

「海苔巻いて、赤飯食べよ。」というので、「私もそうします。」といって、2人で笑って別れた。

 

手作りのいただきものって、ほっこりするなあ。

 

お隣さんとの物々交換が、ずっと続くといいなあ。