
久しぶりに会おうと弟から連絡があり、食事に行った。
本当に久しぶりで、3、4年ぶり?と思って聞いたら、なんと8年ぶりであった。
前に会った時は、奥さんを連れていて、その奥さんが妊娠中だった。そのお腹にいた子供がもう小学校三年生というから、さらに驚いた。なるほどこれが、子供の成長は早い、というやつだな。
そんなわけで、2人で昼ごはんを食べ、近況を語り合った。
似たもの同士の私たち。どちらも同じように悩みがちで、友達もいない。同じようにつまずき、こじらせている。
しかし弟は、働き方を変えたら、調子が上向いてきたらしく、目下、人に会おうキャンペーン中なんだそうだ。私はその一環として、誘われたらしい。
わざわざキャンペーンとか言わないと、人と会えないあたり、さすが私の弟だなと、妙に納得した。弟はさらに、これまでのコミュニティ以外にも、人と会うことに挑戦するそうだ。
張り切りすぎだと思ったが、それは言わずに、静かに経過を見守ることにした。
帰りがけ、手土産の交換。私はお菓子と、奥様とお嬢様に、手編みのハンカチを、そして私はケーキをいただいた。
弟からいただいたケーキは、非常に甘く、味が濃かった。私のことを忘れずにいてくれたこと、気にかけてくれたことを素直に感謝しようと思う。
今年は庭の晩白柚がたくさん穫れそうだ。あいつにもお裾分けしてやるかな、と思う姉なのであった。