こじんまり、と。

ミニマリストを目指しつつ いただきもので繋がる こじんまり生活の記録

【いただきもの生活32】筍ご飯再び

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留守番電話にお隣さんからのメッセージが残されていた。

「筍のご飯炊いたから、5時ごろ裏に出てきてー。」

 

残念ながら、私はお出かけ中で、日も暮れかけた6時ごろ自宅に着いた。すぐにお隣さんに電話をすると、

「帰ったん?筍ご飯炊いたから、裏に来てくれる?」

 

お隣さんと私は、わざわざ玄関からではなく、家の裏手で、ささっと受け渡しをする。

いただきもの返しとして、私の方からも、ふるさと納税制度でいただいた、鮭の切り身をお裾分けした。

 

お隣さんの作るものは、食べきれないだろうな、と思う量でも、思って食べ始めても、気がつけば食べ終えてしまっている不思議な魅力がある。

 

筍ご飯は、春の訪れと共に、密かに心待ちにしているいただきものの一つなのである。

 

【いただきもの生活31】筍づくし

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筍の季節ともなると、誰かが、誰かからもらったと言って、

どこからともなく筍が、私のところにやって来る。

 

今年は、初めての試みと言って、

あまり料理が得意でない友人から、筍ご飯と筍の天ぷらとなってやって来た。

 

筍ご飯は、雑穀入りで、筍ともよく合っていた。

筍の天ぷらは、醤油で下味が付けられており、そのままパクパクいただいた。

 

どちらも美味しく、友人の初めての試みは、どちらも大成功だった。

【いただきもの生活30】八朔ころり

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明るくて朗らかな友人は、サバサバとしているようでいて、とても気を使う人だ。

八朔をもらったので、お裾分けするね、玄関に置いとくよと、とメッセージをくれた。

ちょうど散歩の途中だったので、もうすぐ家に着くと返信したけれど、私が家に着くと、扉の横の足元に、白い袋が置いてあった。

 

私が気を使わないようにと、さっと来てさっと帰ってしまったようだ。

 

玄関先に置いておく、というなんとも田舎的な許された感じと、友人の心遣い、そして、黄色に輝く八朔に、元気をいただいた。感謝していただきます。

【いただきもの生活29】三つ葉の収穫

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数年前に、スーパーで買った三つ葉の根本を切って庭に植えたところ、すごく増えたと言って、東側のお隣さんが、三つ葉の苗を分けてくれた。

 

いただいた苗は、植えた場所が悪かったようで、残念ながら枯れてしまったのだが、どういうわけか、苗を植えてもいない場所から、三つ葉が生えてくるようになった。

恐らく、お隣さんちで、大量に自生した三つ葉の種が、何かにくっついて飛んできたのだろう。庭によく来る鳥たちのせいかもしれない。

 

その三つ葉から種が取れたので、木陰に置いてみたところ、見事に三つ葉が自生した。

 

出汁で豆腐を煮たところに、鶏の挽肉を入れてから、味付けしたのち、三つ葉を入れ、火が通ったころに、とろみをつけた。

庭から摘んだ、大地からのいただきものの三つ葉で一品。ありがたやありがたや。感謝感謝である。

 

ふと、西隣のお隣さんのお庭を見ると、なんとそこにも三つ葉が生えている。恐るべし、三つ葉の生命力。

【いただきもの生活28】ワンピースが届いた

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千趣会の優待でいただいたお買い物券で購入したワンピースが届いた。

 

ネットを見てると、同じくお買い物券をもらった方が、値下げ品などを狙って、優待の範囲内で上手に買い物されていた。

私はいつも、持ち出しありで、お得に買い物をさせていただいている。今回は、半袖のワンピース。濃いめの色だが、羽織りものを変えれば、春から秋まで、長く着ることができそうだ。

 

千趣会の株主優待は、ありがたいことに年2回ある。次の優待では、冬物だなあ。(500株に買い増ししようかなあ)

【いただきもの生活27】温かい気持ちと共に

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数日前のことになるが、私の何回目かの誕生日だった。

ありがたいことに、誕生日プレゼントをいただいた。とはいえ、何か欲しいものはあるかと、事前に聞かれていたため、純然たるプレゼントとは、多少違うもののような気がするが、買っていただいたことには変わりない。

 

歳を取れば、欲しいものある?と聞かれて、値頃で、かつ、プレゼント然としたものを選ぶのは大変だ。

そんなわけで、欲しいものを問われたら、スッと答えられるよう、自分では買わないが、いただけるならコレ、と思うものをメモしておいた。

 

そうしていただいたのが、サーモスのお茶碗とお椀である。なんでも、入れたものが冷めにくい構造になっているらしい。色合いや風合いも良い。

 

温かいものを温かいままに、冷めにくく。気持ちも含めて温まり、大変嬉しいいただきものとなった。大切に使います。ありがとう。

【いただきもの生活26】酢に漬けよ

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買い物に行ったら、春の数週間くらいしか出回らない新玉ねぎが、陳列棚に並んでいた。

もうそんな季節かと新玉ねぎを見ていたら、やっぱり旬ののものを食べたいと思い、買って帰ることにした。

新玉ねぎは、水分が多く柔らかいため、煮物に使うととろけてしまう。スライスして鰹節をのっけて醤油をかけるのが、一番美味しく食べる方法だと思っている。

そんな美味しい新玉ねぎだが、その瑞々しさは、いいところであり、悪いところでもある。というのも、傷みやすいのである。

にもかかわらず、家に帰ってキッチンの根菜置き場にしまおうとしたら、新玉ねぎが2個あった。先週買っていたのを、すっかり忘れていたのである。見ると、やっぱり一つは傷んでいる。

その上、お隣さんから、お裾分けといって、さらに5個、新玉ねぎをいただいた。

新玉ねぎは、合計9個になり、このままでは、確実に傷んでしまう。困った時は、酢に漬けよとばかりに、いただきものの新玉ねぎはざくざく切って、ピクルス風の瓶詰めにした。

これでしばらくは安心だ。

和えたり、添えたり、アレンジしながら、いただきものをちびちび味わうことにしよう。