こじんまり、と。

ミニマリストを目指しつつ いただきもので繋がる こじんまり生活の記録

【いただきもの生活5】大根ふたたび

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お正月早々に、友人にいただいた、どでかい大根1本を漬物にした後、知人から2本いただき、1本はおでんにし、もう1本はお味噌汁用に刻んで冷凍庫に入れたころ、お隣さんからも、さらに2本いただいた。

今年になっていただいた大根の本数は、5本。大根が大渋滞中の我が家なのである。

 

さて、大根をまな板に乗せて、睨むことしばし、考えあぐねた末、ひとまず干し大根にしてしまうことにした。いただきものの野菜の良いところは、採れたてで瑞々しいことが一番なのだが、何せ嵩張る。今回は、瑞々しさを捨て、干して嵩を減らし、冷凍庫に収める。そうしておいて、後からどうやって食べるかを考えることにした。

 

とはいえ、干すための網や大きなザルはない。薄く輪切りにした大根の切り口を、キッチンペーパーで拭きながら、小さいザルに入れてみた。

 

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薄切りの大根は重なり、とても乾きそうになく、表面の水分が飛びサラリとした頃、新聞紙の上にキッチンペーパーを敷き、一枚ずつ並べた。

 

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それから朝夕、大根をひっくり返している。

裏表どちらも白の、しっとりした手触りのオセロ。返せども、返さずども、いずれも白ではあるもののクルリと返すときの手触りと心地よさが、心をふわりと浮き立たせた。

私は、勝ち負けのないオセロをしばし楽しんだ。